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テニスボールには2種類あります。一つは販売時に缶に入っている「プレッシャーボール」、もう一つが販売時に缶に入っていない「ノンプレッシャーボール」です。

この2つには大きな違いがありますが、テニス初心者の方には分からないかも知れません。このページでは2つの違いを解説すると共に、真剣にテニスをやるならどちらを選ぶべきかについても解説します。

上を目指すなら「プレッシャーボール」を使おう

プレッシャーボールとは販売時に缶に入っているボールです。だいたいこんな感じで売られています。

ブリジストン XT-8

ダンロップ セントジェームス

これらは缶の中に圧縮空気が入っており、缶内部の空気圧を高くしているのです。これがプレッシャーボールです。

プレッシャーボールはボールの内圧とゴムの力で弾ませる方法を取っています。缶を開けた瞬間からボール内部の気圧が落ち始めてしまうため、徐々に劣化していきます。なので耐久性の面でみると効率が悪く、常に良い状態のボールで練習したい場合は頻繁にニューボールに替えないといけないため、かなりのコストがかかってしまいます。

しかしながら現状での大会の指定球はほぼプレッシャーボールとなっています。そしてプレッシャーボールはノンプレッシャーボールとはかなり打球感が異なるため、本気でテニスをしていて、大会出場を視野に入れている場合の練習はプレッシャーボール一択になってしまうのが現状です。

ただ、今は練習球が1球100円前後と非常に安く買えるため、全員で分割すればそこまでの費用は掛からないはずです。

管理人お勧めのテニスボール

節約するなら「ノンプレッシャーボール」

対してノンプレッシャーボールは販売時に缶に入っていません。

ブリジストン NP

こんな感じに売られています。

何故缶に入っていないのかというと、ノンプレッシャーボールの内圧は外圧と同じ1気圧であり、ゴムの力のみで弾むようになっています。なので圧縮空気入りの缶に入れておく必要がないのです。

そのため、ゴムが劣化しない限りはボールに変化が起こらないため、長く使っていても打球感に変化が表れにくくなります。結果として、プレッシャーボールと比べると非常に長持ちするようになっているのです。

しかしながらプレッシャーボールと比べると打球感が重いです。なので大会を視野に入れているプレイヤーにとって、練習時での使用はお勧めできないのです。感覚を狂わせたくないのであれば、プレッシャーボールで練習するのがベストです。

ただ、そこまで本気でテニスをしている訳ではなく、サークルやお遊び程度のテニスであれば、ノンプレッシャーボールは非常に役立つボールとなるはずです。かなり長持ちしてくれるので、10球持っていれば半年~1年は使い続けられると思います(週に1回程度の練習であれば)。

このように、ノンプレッシャーボールは経済的にかなり助かるようになっていますが、本気でテニスをやる場合にはちょっと向いていないボールとなってしまうでしょう。

まとめ

プレッシャーボールとノンプレッシャーボールの違いが大体わかったと思います。どちらを使うかは状況によって異なりますが、上を読んでいただければ自分がどちらを使っていくべきか、把握できてきたのではないでしょうか。

是非とも自分(またはチーム)に合ったボールでテニスをするようにしてください。ちなみに真剣にやるならプレッシャーボールで練習していくのがベストです。

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